出雲・松江に行ってきた。（最終章） [trip]
それは出雲空港へ向かう連絡バスでのことです。
大きな荷物はいつものようにホテルから自宅へ送ってしまったので、足立美術館と松江で買ったお土産を手に持って、バスへ乗り込みました。
高速道路に乗って一路空港です。
写真を見たりしながら旅を思い返したり、うとうとしながらの約30分。
もうすぐ到着というアナウンスが流れ、空港の建物が見えてきたとき、私は思い出したのです。
飛行機のチケットどうしたっけ？！
・・・・・・・・。
行きのYCATでキャリーバッグのポケットに入れた記憶はある。
でも、どう思い出しても、持ち歩きのリュックに入れた記憶なし。
・・・・・・・・・・・・・。
グルグルグルグルグルグルグル。
ドキドキドキドキドキドキドキ。
バクバクバクバクバクバクバク。
（その時の脳みそと感情と心臓の音を表してみました。）
あぁぁ！！！
確実に帰りのチケットはクロネコさんのところに行ってる。
ホテルに連絡しようがどうしようが、手元に戻すなんてことは無理。
羽田へ行く飛行機はこれが最終便。
どうしよ、どうしよ･･･。
と、ここまで自分だけで考えること恐らく３分くらい。
その後、友人に「チケットがない！」と報告しながら徐々に冷静になってきた。
そうだ、再発行してもらえばいいんじゃん。
（報告受けた友人は、寝ぼけとお疲れのせいか、この緊張感有り余る報告もあまり飲み込むことが出来ていなかった模様。）
そんなわけで、バスから降りるとカウンターへわき目も振らずに直行。
グラホのお姉さんに、チケットを荷物と一緒に送ってしまったので、再発行してくださ～いとお願い。
すると、同情なのか呆れているのかわからない表情で、
「本日は再発行はできないんです」
とのこと。
がびーん。（死語）
でも、すぐに
「再発行ではなく、正規の料金でチケットを購入していただくようになります」
とのこと。
正規の料金は片道で約３万円。
うぅぅ･･。でも、仕方ないよね。帰らなくっちゃいけないんだもん。
と、諦めかけていると
「この場合、二重購入ということになりまして、もともと購入されていたチケットを発券カウンターにお持ち頂ければ、代金は返金させていただきます」
だそうです！
返金には手数料がかかること、今回の手続きで発行された二重購入証明書（だったかな）と元々のチケットを必ず持ってくることなどなどを案内され、無事に羽田行きのチケットゲット！
最後に、
「満席のため、お席はリクライニングが出来ない場所になりますがよろしいですか？」
と聞かれましたが、どこでもいいです、帰れれば。
いやぁ、びっくりしました。
旅行の計画・手配は私がすることが多いんですが、こんなこと初めてです。
どんだけこの旅は浮かれてたんだってことですよね～。
おかげさまで無事に羽田へ戻れましたが、いい経験になりました。
そして、配達指定日。
キャリーバッグと共に、チケットが届けられました(笑)
それから数日後。
せっかくなので、羽田空港でまたランチでもしながら返金の手続きをしてもらおうとYCATへ。
バスが停車していたので乗ろうと向かったら、目の前で発車してしまいました。
次のバスは１０分後。
椅子に座って空港で何を食べようかと話しながら周りを見てみると、目の前に発券カウンターが。
あれ？
ここでチケット購入できるってことは、この手続きもここでできるかも？と思いながら確認してみると、出来るとのこと！
羽田へ行かなくてすみました♪
ラブ、YCAT。
旅の間はものすごくスムーズで、ラッキーだよね～なんて話してたんですが、最後の最後にこれですよ。
笑っちゃいます。
一応、行く前、帰る前にはチケット確認！と反省はしましたが、凹まず。
凹むよりもネタが出来ちゃったと、なんだか楽しくなってしまった不届きものです。
海外じゃなくて良かった～。
こんなことも含めて、色々と思い出に残る旅になりました。
これにて、今回の旅行記は終了。
次はどこに行こうかなぁ～。
おことわり。
つづく・・・なんて思わせぶりにしておきながら、この程度かよ！とかいう苦情は聞こえません(笑)
それは災難でしたね。
でも、YCATでチケットの払い戻しができることがわかって、
ちょっぴりよかったのかな。
旅行記、楽しませていただきました～。
by lucksun (2008-02-22 01:31)
lucksunさん、またまたこんにちは～。
えぇ、もう、情けないと言うか、自分に呆れるというか･･･。
良い経験となりました（苦笑）
不幸中の幸いは、前列のカップルが椅子を倒してこなかったことです(笑)
出雲・松江は是非ともまた行ってみたいと思います！
ｎｉｃｅ＆コメント、たくさんありがとうございました～♪
by sicca (2008-02-22 10:57)