幸せのちから [movie]
全財産$21の男性が証券会社の養成プログラムを受講し成功するまでを描いた、実話を元にした作品。
うーん・・・。
正直思ったよりリアリティがなかったような。
子供とは絶対に離れないっていう強い気持ちは見えるんだけど、なんだかイマイチ表現しきれていないような・・・。
クリストファーの幸せがちょっと置き去りにされちゃってるんじゃないの?って思ってしまうところがあった。
養成プログラムを受講しているところも、あんまり必死さが見えてこないんだよね。
渡されたバイブルを広げてるシーンはたくさんあったけど、新聞読んでないし。
株をやり取りするなら新聞は必須じゃないの?
私はもう少し、仕事が成功していく様子が見たかったな。
他の受講生たちとのせめぎあいとかさ。
子供に対しても、仕事に対しても、なんだか中途半端にしか表現されていない気がして、あまり感情移入ができなかった。
出て行った母親との関係も良くわからないし。
タオルを用意して見てたけど、1粒も零れ落ちなかったなぁ。
やっぱり、日曜日に見た「リトル・ミス・サンシャイン」の印象が強烈過ぎて、感動作についてはしばらく見ないほうがいいのかも、と思いました。
全てがクリスを中心に描かれ、自分が家族を不幸にしているのに気付かない男の映画なので、何が幸せなのと思えてしまう映画でしたね。
by カシム (2007-02-12 21:57)
カシムさん、こんにちは!
えぇ、全くその通りと思います。
幸せって人それぞれで難しいですよねぇ。
nice&コメント、ありがとうございました!
by sicca (2007-02-13 14:46)